鯉釣りエサの名付け親に入選した方法

コラム

中学生の頃、釣りトップという雑誌(今は、廃盤)を良く買って、読んでいたものです。そこで、マルキューという釣りエサを製造、販売している会社が、新たに鯉釣りエサを開発したので、その名付け親を募集しているという記事を見つけました。なんと、採用されると、10万円が頂けるというもの。
当時の私からすれば、10万円札なんて、大金。
当時、アブ社のアンバサダー2500cが、どうしても欲しかったので、その資金にしたかったのです。学年で、唯一、そのリールを持っている友達が1人だけいて羨ましかった。

当時、私は、非常に凝り性で、一つの事に、熱中、時間を忘れて夢中になるという性格でした。
必ず、採用してもらうつもりでいましたので、作戦を考えます。

①名前は、幾つでもOKとの事でしたので、40個程考える。

②おそらく、1次予選から始まり、2次、3次と進むにあたり、振るい落とされるのだろうが、1次段階で、複数の選考者がさばいていくだろうから、誰の目に留まっても、問題ない様に、40枚程、ハガキを投函する。

名前は、スラスラと思いつきましたので、それほど苦ではなかったのですが、40枚程のハガキにそれぞれ、40個程の名前を記入していくという作業は、さすがに疲れました。でも、当選する気持ちでいましたので、頑張れました。

ようやく、ポスト投函して、結果を待ちます。

数ヶ月して、新たに購入した釣りトップに、結果発表が載りました。

見てみると、採用者の欄に、私の名前が載っていました。10名程、採用された内の1人です。
当時の私は、強い信念があれば、何事も達成出来るとの変な自信がありましたが、それでも少しびっくりしましたし、とても嬉しかったのを覚えています。

数ヶ月後、現金書留にて、マルキューさんから、現金10万円が届きました。

両親に金一封と何故か金魚数匹(笑)をプレゼントして、念願のアンバサダー2500Cを購入。3万5000円程だったかなー。
とても嬉しかったし、何日間かは、夜、枕元に置いて寝ていました。


そのリールは、今なお、現役です。

パワーハンドルをおさえるネジが取れて、ここ2年ほどは使用していません。ネジをどこかで調達しないといけませんね。 今でも良く飛びます。
又、当時の発表あった釣りトップ雑誌も、探せば、家のどこかに必ずあるので、見つけ次第、アップしますね。

あれから、この手の企画には、応募していませんが、考え方は、今でも通用する部分があるのではないかと思います。

マルキューさん、その節は、どうもありがとうございました。

 








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